INC February 使用構築 カイオーガホウオウ 最高1795
皆さん今更ですが明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
てことで今回はINCで自己記録を更新した構築の話です。
PJCS予選として第2回目のネット大会INCFebruaryで使用した構築です。
ムーンルールではホウオウカイオーガ構築を使用しました。
サブロムでは高いレートをだすことができ、インターネット大会における日本代表予選ではインフレしていたとはいえ自己ベストに値をだすことができ、抜けることができなかったとはいえ満足しています。
某サイトではおそろしく流行し、完成度が高い構築であるためホウオウという存在は対策されるものであるとわかっていましたが、非常に完成度の高い構築であり、とくにトップシェアを誇るグラードンゼルネアスに強く出れること、5体の並びの完成度はグラゼルネガモスなどの並びにも引けをとることがなく、強いプレイヤーが使うことでより輝く構築であると思いますが、試行回数を重ねれば高い勝率をだすことができる構築であると自分の中では感じました。そのため対策されようとも負けることがないと思いました。
構築経緯前にお礼をさせていただきます。
・オーガホウオウにおいて完成度の高い5体の並びを作ってくださった(kyogredaisukupokeさま)
・構築の6枠目考え、本番では時間がないなか通話をしてくれたり、試運転と立ち回り、某サイトのはやり構築を逐一教えてくれたり、彼の使用していた勝率の高い構築を教えてくれたニセコイさん(Twitter)ありがとうございます。
【構築経緯 】
ムーンルールではグラゼルネを使いこなすことはサンルールの時点から苦手であると感じていたので、サンルールで使っていたルナゼルネを当初使っていましたが、うまく勝ちきれないことからINCの日程が発表されてすぐ、ムーンルールを某サイトでやりこんでいるニセコイさんに質問をしました。その結果いくつか上位にある構築、対戦したなかで面白いと感じたポケモン、並び、ニセコイさんの使用していた構築を教えていただきました。
そのなかでカイオーガホウオウを使用していたkyogre daisukipokeさんの構築に興味を持ちました。サンルールの際、ゼルネアスとのタイマン性能高いホウオウの強さをルナゼルネを使っている際、思い知らされたことが多々あったことからもホウオウというポケモンを採用することにより興味を持ちました。
オーガホウオウを使うにあたって構築を知った際並びとして存在した
を使用していくこととしました。
・強かった点
-ゼルネアスに対して「ふきとばし」の一貫はとても高いこと
-すでに構築の完成度が高くカイオーガで詰める動きを通すことが容易であること
- 岩技を切っているグラードンが多く、たとえあってもホウオウの耐久値は高いためほぼほぼグラードンを無効化することができる。(やけど状態にできることがあるため)
- カイオーガ構築にホウオウが弱く投げにくいが、一般枠のポケモンが非常に強く構成されていたこと
- カイオーガがとにかく強かった。
・弱かった点
- グラードンに強いがそれは天候の書き換えかつ、やけどの権利がある前提ですばやさを多く割きホウオウより上から行動するグラードンが厳しいこと
-とつげきチョッキを所持する「バークアウト」イベルタルが厳しい
-フィールド書き換えがないためレヒレフィールドが苦手
-INC付近ホウオウが増えたことから「がんせきふうじ」もちグラードンが増えた。
-サザンドラによって水タイプのけん制をしていますが、カイオーガネクロズマの並びなどが苦手であると感じたこと。
-ゼルネオーガにはサザンドラ、ホウオウが投げにくく対応が難しい。
上記のよかった点悪かった点を含めた結果
しおふき/かみなり/れいとうビーム/ねっとう→こんげんのはどう
じしん/とんぼがえり/いわなだれ/まもる
パワーウイップ/ジャイロボール/やどりぎのたね/まもる
の5体は役割がしっかりとしており、構築として完成していると思いました。
そのためサザンドラ以外の残り1枠を探すこととしました。
わたしはAベトベトン時点で6枠目の構成を使用感を聞いたうえで受け取っています。
【残り一枠を探す中で】
サザンドラ採用
ルンパッパ
すばやさ操作がないためすいすいであり、グラードンに打点があり2重「ねこだまし」となるルンパッパを採用しました。
カイオーガでしかランドロス、耐久ふりグラードンなどに対応しずらい構築なのでルンパッパなどを採用しましたが、これによって厳しくなってしまったのはネクロズマとルナアーラ、イベルタルと他のカイオーガ構築とともに並ぶポケモンが厳しくなり、イベゼルネ、ルナゼルネには勝ち筋がとても薄くなりました。
威嚇2枚によってグラードンへの安定感を得えるだけでなくルナアーラの回答も得ました。しかしネクロオーガとソルオーガは厳しく、高速アタッカーとくにカプ・コケコなどの攻撃には悩まされることとなってしまいました。
威嚇2枚の強さはガオガエンの時点で感じており、ワイドガードによってオーガミラー、グラードンのだんがいのつるぎを受けるという上でもこの枠は強かったです。
弱点としてはエスパータイプとゼルネアス。この時期にはホウオウのふきとばしは認知されており、ジオコントロールをせず突っ張ってくることもあり、弱点をつかれる威嚇枠を投げることは難しくなりつつありました。
INCで使用することなったポケモンです。
この構築の弱点の電気をうけることは一応可能であり、ネクロズマなどにも強いこと、ルナアーラにはたきおとす+かげうちで大ダメージを与えることができることが強かったです。
ゼルネアスなどにも投げることが一応可能であり火力が足りないと感じることはありましたが強いポケモンでした。
霊獣ボルトロス
INC当日に言われ、興味をもったポケモン。地面の一貫をきることができ、電気をうけることができる。わざの多様性から読まれにくく、いままで使っていた悪タイプのわざ範囲を高い特殊種族値からあくのはどうがうて、ランドロスなどにはめざめるパワーこおりを打つことなどもできます。
しかしオーガゼルネの立ち回り方がわからないこと、数時間で煮詰めれるはずがないのでやめることとしました。
最終的にはアローラベトベトンを採用することとしました。
しかしサブロムでふきとばしを覚えさせていないというしょうもないガバをしました。
【個別解説】
GSの王。
今回の構築で一気に攻めていくアタッカー。
やっぱり環境的にオーガ対策をしている構築が多かったため、しおふきをガンガン通す…なんてことは少なかったですが、それでも通せればほぼ致命傷なんてこともあったのでかなり強く、命中70の雷も必中にするあめふらしなのでこのポケモンは文句なしで良いポケモンでした。
オーガ自体BW2時代に行われた「クリスマスカップ」で使用した後から使用してなかったので、少し不安はありましたが、とても頼もしい存在でした。
・しおふき
必須技スカーフしおふきを初めて使いましたが火力がすさまじく驚きを隠せませんでした。最強のわざであり、詰めるために必要。
命中不安ですが、ワイドガードがなければダメージを受けている際最大打点になり、ガオガエンを雨下で落とすためにも必要でした。
・かみなり
カイオーガミラー用の技、イベルタル構築はカプ・コケコの採用が多いことから倒すためにもうつことが多いです。
命中安定の技、グラードンやランドロス、ドラゴンタイプ、ひこうタイプに打つ技、ひらいしんもちも一定数いるためこの技は必須であった。
ホウオウ
耐久値をたかくたもちつつ、準速ルンパッパを抜いた構成、はいないのでS125 にする必要はないと判断しました。(一度マッチングした)
HDグラードンは上から攻撃できるのでやけどをくらうことを避けようとする交代などを意識しました。
ふきとばしはゼルネアスなどにしか打ちませんがホウオウでゼルネアスを受けれてもほかのポケモンがうけれない問題があるため、必須技であると思っています。
サブロムではおいかぜを覚えさせた構成であったためゼルネアスに負けることが多々ありました。マッチングに助けられることが多かった印象です。
とくせい発動順でSを振っているかどうかのすばやさ判定をグラードンなどにできることも大きかったです。
火力がひくく、耐久が高いため場もちし、ガオガエンにうまく無効化されないように動くことが必要でした。
ホウオウは使いこなすことが難しく、わたしは本番までに仕上げられなかったと思っています。
配分はゼルネアス意識と威嚇込みでの物理耐久値、この2つを重点に置き残りをAにしています。グラードン構築ならば晴こみでの火力などでホウオウを補助できますが、それができないため耐久振りで正解であったと思っています。
・せいなるほのお
5割でやけどにする物理アタッカーキラーの必須技。雨下でもやけどにするだけに重要な技です。
草タイプなどへの打点であり、最大威力技。耐久を高くしたことから木の実を発動させるためにもこのわざは必要でした。
はねやすめとの選択ですが、この構築ではまきこみじしんやだんがいのつるぎをうけることを嫌うため自己再生、4倍弱点でだろうとHに多く割いているので威嚇をいれることで耐えることができます。
・ふきとばし
ゼルネアスやルギアをとめるための技。ホウオウを採用した大きな理由でもあると思っています。
HD…C+2無補正252振りゼルネアスのムーンフォース耐え
A…H4カプ・テテフを毒づきで確定1発
BS…あまり
オーガの相棒であり、相手のオーガを詰めるポケモン。
主に対雨パの詰めでかなり活躍しました。
基本的にこいつでオーガのしおふきやルンパの攻撃を受け、詰めにかかるなんてことが多かったです。
実際何度も対雨パでは相手のカミツルギへのホウオウ以外での回答、不意打ちでのトルネ狩りなどでかなり活躍していました。
必須技、この構築においておいかぜターンやトリックルームターンを稼ぐためにも必要。
・ふいうち
ルナアーラへの打点。ルナアーラのZはできるだけ打たせたくはないのでフェイントでまもるを無効化してしおふきを当てることよりも必要だと感じています。
・どくづき
カプ・コケコやフェアリータイプに打つために必要な技。火力がいかんせんたりないのですが追加効果でなんとかするときもあります。
とつげきチョッキの強さとかんそうはだを生かすために回復技、けたぐりではカミツルギを倒せないのでドレインパンチ。
もっとよい配分はあると思いますが、HAにしています。
耐久に振ったことで勝てただろう試合が多々あり、もっとこのポケモンを研究すべきであった後悔しています。
パワーウイップを外すことに恐れ、交代するのがわかっていながら、ジャイロボールを選択することがあったので自分のなかでこのポケモンにおける信頼力不足を実感しました。
・パワーウイップ
命中不安ですが耐久振りカイオーガ
・ジャイロボール
ゼルネアスなどへの打点。ナットレイであれば必須技だと思っています。
・やどりぎのたね
ナットレイの制圧力、場もち力をあげるために必要なわざ。ヌケニンなどにも打点として打つことができるため強かったです。
・まもる
Z技などをうけるために必要。4倍弱点、このポケモンをいち早く処理してくる相手が多いため必ず必要な技
・じしん
Z技の基にする技。まきこみをしにくい並びになっていますが、最大打点、ルール上締め技は刺さっているため必要。
ワンチャンスをつかむ技であり、ウルガモスなどにささるため必要。
・とんぼがえり
カイオーガにつなぐ、ねこだましポケモンや受けポケモンを降臨させるために必要な技。
・まもる
4倍弱点、ウルガモスなどのホノオZ などが飛んできやすいポケモンなので必須。
ベトベトン(アローラ)
・どくづき
ゼルネアス、カプ系統への打点。
・かげうち
優秀な先制技。ルナアーラを倒すためにも必要。
・はたきおとす
悪タイプの打点として、もちものを落とすだけでも非常に強かった。
・まもる
必須技。
選出
グラゼルネ
前
後
基本はこの形から入り、ホウオウ方向へ眠り粉が来ることが多かったため初手ナットレイに交代、または初手ウルガモスの場合はランドロスを交代、ゼルネアスの場合は吹き飛ばしをしてジオコントロールを無駄にさせます。
最後に天候を取ってしおふきで勝てます。
グラパル
前
後
この形で入り、雨を降らせながら詰めていきます。
パルキア対策にナットレイは重宝するため、大事に扱わないと後で逆に詰められる場合があります。
グライベル
前
後
初手はこの組み合わせで投げ、初手イベルタルの場合は一気に攻め落とすか、せいなるほのおで焼くという行動になります。
もしもしおふきが打てるチャンスがあれば打っていくというプランです。
オーガゼルネ
前
後
初手オーガトルネなら猫だましをトルネロス、カイオーガはナットにバックしてオーガの攻撃に受けれる体制を組みます。
ちなみにこの構築での対オーガゼルネは勝率が比較的高かったです。
オーガネクロ
前
後
主に一気に詰めるという感じです。
ネクロズマがトリックルームを使用した場合は、後続の2体で、トリックルームのない間は前方の2匹で詰めていきます。
ルナオーガ
前
後
ここはどれだけルナアーラを詰めるかにも問題になってくるのですが、うまくベトベトンを使うとルナアーラを止めることができます。
ゼルネイベル
前
後
この並びには一気に詰めるか、ゼルネアスがジオコントロールと積んだところでホウオウの吹き飛ばしを重ねて戦います。
ルナゼルネ
前or
後
ここは選出パターンが2つありますが、一気に火力で詰めるパターン、それと猫だましをはさみながら詰めるパターンがあります。
火力パターンの場合は決まれば一気に行けますが、失敗した場合一気にジオコントロールで詰められる場合があったので注意が必要です。
【終りに】
今回のINCは練度不足を思い知りました。サブロム最高レートでは1795ですがサブロムはマッチング運に助けられ景品勢に25戦ちかく対戦したことでレートを盛っています。もちろんその影響でレートの伸びは低めであったのでよかったとはいえませんが....
構築はひとのものを使用した形になりますが、配分などはわからないところから考えているので本家とは大きく異なっているかもしれません。
次回はウルトラルールとVGC2016をまともにやっていないので安定した構築をつくっていくことは難しいと思いますが頑張っていきたいです。
追記
QRパーティを後悔しました。
ぜひ使ってみてください。
【最後に】
僕がかなり好きなゲーム作品「BLAZBLUE」の新タイトル「BLAZBLUE CROSS TAG BATTLE」というゲームが全国のゲームセンターで稼働します。
かなり声優も豪華で格闘ゲーム初心者でもボタン連打で楽しめるので是非お近くのゲームセンターでプレイしてみてください。
ちなみに僕の使用キャラは「ペルソナ4」に出てくる花村陽介
タッグのパートナーは「UNDER NIGHT IN-BIRTH」に出るカーマイン
と個性的なキャラを使用しています。
是非興味を持っていただけたら嬉しいです。
ここまでよんでくださりありがとうございました。